本サイト「症状対策の現場から」では、市販薬や医師からの処方された薬剤などでの体験談を掲載しています。
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体と心をささえる薬『パキシル』

私は、パキシルCR錠25mgという薬を服用して、かれこれ9か月になります。パキシルのことをざっくり説明すると、パキシルは抗うつ剤です。不安になる気持ちを抑えてくれます。「パキシルCR錠はジェネリック薬品で、元来のパキシルとは違って服用し始めの副作用である吐き気が比較的軽め」という医者の説明を受けて、元来のパキシルではなく、ジェネリック薬品であるパキシルCR錠を服用しました。
そもそも、このパキシルCR錠を服用し始めたきっかけは、私の「嘔吐恐怖症」を治療するためでした。嘔吐恐怖症とは、人が嘔吐するのではないかという不安・自分が嘔吐するのではないかという不安や、嘔吐に関係する言葉を聞いたり見たりすることで不安が増大して体の調子が悪くなってしまう心の病気です。私の場合は、幼いころの親からの食事のしつけから、人の前で食事をすることが怖くなり、「吐いてしまうのではないか」という気持ちから過呼吸になったり、えずいてしまったりしてしまいます。また、調子が悪い時に食べ物を見たり、嗅いだり、食べ物の言葉を聞いたり見たりしても体の調子が悪くなってしまいます。
このままでは、社会に適応できないと思い、24歳の時からメンタルクリニックに通い始めました。カウンセリングや、先生と相談していき、パキシルがいいのではないかという決断に至りました。パキシルの副作用は、飲み始めの吐き気、胃のむかつきですが、「1、2週間吐き気を我慢すれば、気分が晴れて病気がよくなる!」と自分に言い聞かせて処方された薬を毎朝1錠飲み始めました。
最初は、やはり吐き気がありました。トイレから離れられないほどではなく、脂っぽいものを食べすぎたような感じの吐き気です。でも、1週間すれば吐き気は消えました。そして、不安な気持ちが全部ではありませんが軽くなりました。それまでは、「私は食事できなくて餓死してしまうんだろうな」「努力は報われない」「こんなに辛いなら死んだ方が楽だな」という考えばかり浮かんでいましたが、そのようなことを考えることさえ忘れていました。もっと早く飲んでれば、辛い思いをしなくて済んだのかなと思います。
抗うつ剤と聞いて、抵抗があるのは当たり前です。でも、飲んでみれば世界が変わります。薬自体が体を支えるのはもちろんのこと、「私はパキシル飲んでるから大丈夫なんだ!」と心も支えてくれています。これからも、うまくこの薬と関わっていきたいと思っています。

【注意】こちらの体験談の内容は個人の感想です。薬の内容を保証するものではありません